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2014年07月10日

【環境】ZMP、THK・日本電産シンポ・東京藝術大学と共同で物流支援ロボットを開発

ZMPは、THK・日本電産シンポ・東京藝術大学と共同で開発している物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」について発表した。

同製品は、荷物の運搬に用いる台車に対してロボット技術を適用し、(1)負荷を軽減する「アシスト機能」(2)作業員についてくる「かるがも機能」(3)指定したエリアを自動で移動する「自律移動機能」を搭載している。この機能により、作業員の負荷軽減、運搬量の増加や運搬の自動化による生産性の向上が見込まれる。また、新たな労働力を取り込むことで人手不足の解消にも貢献できるとしている。

同製品の開発については、コアとなる機構をTHKと日本電産シンポ、ロボット技術をZMP、工業デザインとワークスタイルのデザインを東京藝術大学が担当している。平成26(2014)年秋を目処に、物流会社に対してサンプル出荷を開始し共同で実証実験を行い、平成27(2015)年中に約40万円(6年リースで7000円/月程度)で販売するとしている。また、平成32(2020)年に開催される東京オリンピックにて、機材や資材、飲食の搬入などのロボットとして提案していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】