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2014年05月22日

【アジア】日本生命 インドネシアの生命保険会社と資本・業務提携





 日本生命保険相互は、インドネシアの企業グループ、グヌン・セウ・ケンカナ(以下「GSK」)と、同社傘下の生命保険会社、セクイスライフ社(CEO:タタン・ウィジャジャ、本社:ジャカルタ)への出資および業務提携について合意した。

 インドネシアの生命保険市場は、約2.5億人にのぼる人口(世界第4位)と、増加 する中間所得層を背景に発展期を迎えているが、浸透率は先進諸国に比して依然低水準に留まっているため、今後も長期にわたり高い成長が期待されている。

 セクイスライフ社は1984年設立、今年創業30周年を迎えるインドネシア有数の 国内系生命保険会社で、質の高いエージェントチャネルによるサービスと健全な財務体質で高いブランド認知を得ている。また、顧客志向と人材重視、長期的視野等の経営理念・ビジョンを日本生命保険相互と共有しており、GSKを含めた経営層の交流等を通じ、両社の信頼関係の礎を構築してきた。

 セクイスライフ社は現在、中期計画「Vision 2020」の達成に向け、エージェント数の拡大、チャネルの多様化、顧客ニーズに合わせた商品開発等に取組んでいるが、今後、日本生命保険相互も幅広い領域において経験・ノウハウを提供することで、長期にわたる成長に貢献していく予定である。
 日本生命保険相互は、同社に対して、非常勤のコミサリスに加え、現地へ取締役および駐在員を派遣する予定。
 
 今回の出資は、1997年のタイ、2003年の中国、2011年のインドに続く、 日本生命保険相互の海外生命保険事業展開の大きな足跡となり、アジアの主要マーケットをカバーする体制がほぼ整う形となる。

 今後、シンガポールの現地法人(NLI International Asia Pte. Ltd.)を地域のハブ拠点として活用し、現地ニーズに即したサポートを一層強化していくとともに、セクイスライフ社を含めたパートナー間の連携強化によるシナジー発現を意識して取組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:51| アジア