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2014年05月22日

【知識】日本ユニシス CHS子育て文化研究所と「保育マネジメントサービス」で協業



 日本ユニシスとCHS子育て文化研究所は、社会が一体となり保育を行うプラットフォーム創りを目指し、「保育マネジメントサービス」の共同検討を開始する。

 同サービスは、「保育の質」向上および「事務作業の効率化」を目指した保育業務(情報)を管理するサービスをクラウドサービスとして提供し、保育のICT化を推進するもの。

 サービスのメニューとしては、例えば、園児管理サービス(成長、健康、日誌)、出欠管理サービス、請求管理サービス、保育指導計画サービス、情報共有サービス(対保護者、園内)などを想定している。

 現在日本の社会においては、少子化、核家族化や共働き家庭の増加など、子育てに支援が必要な家庭が増えており、子育て支援社会の構築が求められている状況である。
 保育に関わる環境は、「子ども・子育て関連3法」や「5年で40万人児童受入方針」、「株式会社の参入促進」などの政府方針から見られるように保育の役割は急速に変化、拡大している。

 その一方、急激な保育施設の増加、多様な経営主体の参入によって、保育事業の環境では、「保育の質」、「保育士の教育」、「知識の共有・継承」、「保育施設の業務運営効率化」、「保護者との連携」など、より一層の改善を必要とする課題が多く存在している。

 日本ユニシスは、企業理念となっている「すべての人たちとともに、人と環境にやさしい社会づくりへ貢献する」活動の一環として、ICTサービス構築の実績より「保育施設の保育の質向上および業務運営効率化」、「子育て支援社会の構築」を支援すべく、同サービスを実現させ、社会が一体となり保育を行うプラットフォーム創りを通して、子育てに優しい社会の実現に貢献したいと考えている。

 今回、一人一人の子どもを見つめるための仕組み「ChildCareWeb」を持ち、数多くの保育施設を支援するCHS子育て文化研究所と共同検討に着手し、2014年10月から同サービスの開始を目指す。

 今後、両社は、継続的に多くの公私立保育所をはじめ、子育て関連施設、研究室、省庁・自治体、にも協議の輪を広げ、子育て支援として、幅広く使いながら保育の質向上に繋がるサービス提供に向け検討を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:51| 知識