<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2014年03月18日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年2月度輸送動向


 平成26(2014)年3月12日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年2月分の輸送動向を発表した。

2月は、太平洋側で発生した記録的な大雪が影響し輸送障害が生じたため、高速貨402本、専貨34 本が運休した。

荷動きについては、景気回復や円安、消費税増税前の需要増により国内生産が好調で、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、全体では101千トン増の1,706千トン(前年比106.3%)となった。中でも、消費税増税に伴う需要が急増し出荷も増えた食料工業品が25千トン増の244千トン(同111.4%)、同じく化学工業品が17千トン増の172千トン(同111.1%)となるなど、前年を大きく上回った。一方、広域処理が進んだ災害廃棄物の専用列車の運転が終了したエコ関連物資が9千トン減の33千トン(同76.5%)となり、前年を大きく下回った。

車扱貨物は、全体では26千トン減の883千トン(同97.1%)となった。大雪による輸送障害のため石油が19千トン減の629千トン(同97.2%)となった。また、一部顧客が、昨年7月以降山口線の一部区間が線路不通であることも、全体の減送に起因しているとした。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:05| 物流事業者