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2013年10月03日

【環境】NEC クラウドによる法人用蓄電システムを発売



 NECは、クラウドと連携し遠隔から稼働状況が監視できるオフィスや工場向けの法人用蓄電システムの販売を開始した。同システムは、リチウムイオン蓄電池を搭載し、電力会社の電力供給システム及び太陽光発電システムと連携し、災害時や停電時にも電力供給を可能にさせている。

 昨今、節電ニーズの高まりにより、電気使用量の削減や昼間のピーク時の電力使用を抑えるピークシフトの取り組み、ビルの屋上等を利用した太陽光発電の導入が進められている。同時に、BC(BusinessContinuity)対策として、災害時や停電時にも業務を継続させる為の電力を確保する動きも高まっている。

 今回発売されたこのシステムを利用する事により、停電時に蓄電池に貯められた電力が利用でき、その上、蓄電システムに接続した太陽光発電システムにより発電された電気も利用可能となる。蓄電容量20kWhタイプを使用した場合、1日30kWhの電力使用として、約3日間分の電力を確保できる。
 また、同システムをクラウドに常時接続しておくことで、同社がシステムの状態を把握し、リモートでのメンテナンスや保守体制の環境も整っている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:42| 企業の取り組み 【機関別】