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2013年08月02日

【流通】ヤフー ファストメディアと連携しスマホアプリ作成用CMSを提供



 Yahoo! JAPANは2013年8月1日、スマートフォンアプリ作成サービスを提供するファストメディアとの業務提携に合意した。同社はファストメディアからスマートフォンアプリ作成ツールのOEMを受け、「Yahoo!アプリエンジン」として提供する。サービスの提供開始は2013年9月初旬を予定している。

 近年、スマートフォンユーザーのアプリ利用時間は急激に増加しているが、企業がアプリを制作する際には、制作費に加え維持費など高いコストがかかるほか、プログラミングの知識や複数OSに対応した継続的な運用など一定のスキルやナレッジを求められることから、難易度が高いという課題があった。そこで、Yahoo! JAPANは、ファストメディアよりOEMによるツールやテクニカルサポートの提供に加え、アプリを利用したマーケティングに活用できるソリューションとして「Yahoo!アプリエンジン」を提供することとなった。

 「Yahoo!アプリエンジン」は、充実したテンプレートの中から、わかりやすいUIを持ったさまざまな機能をドラッグ&ドロップするだけで簡単にiPhone、Androidアプリが制作・運用できるコンテンツマネージメントシステム(CMS)で、アプリ申請も代行する。プッシュ通知や各種SNS連携、動画アップロードや電子書籍化などに対応しており、将来的には、Yahoo!ウォレットなどの決済機能やYahoo!地図の提供、そしてYahoo!タグマネージャー SDKへの対応によるアクセス解析機能など、Yahoo! JAPANの一部サービスも追加できるプラグインの提供も予定している。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:54| 流通