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2013年04月16日

【環境】P&G 世界の45施設で廃棄物ゼロ、日本では滋賀工場で達成


 P&Gジャパンの米国本社、P&Gは、埋め立てされる製造廃棄物を世界の45施設で完全になくしたと発表した。日本の施設では、P&Gジャパングループで「SK-II」などの化粧品ブランドを生産する滋賀工場(滋賀県野洲市)が廃棄物ゼロを達成した。滋賀工場は全ての廃棄物処理方法が同社の社内基準で確認され、社内認証を取得した。

 滋賀工場では、P&Gが平成4(1992)年から世界で展開する工場の生産性向上プログラムを導入し、無駄の排除に取り組んできた。具体的には、ごみの分別に加え、製品輸送のためのパレット(荷物台)を木製からプラスチックに替えて再利用したり、出荷時に製品を入れる段ボール箱をプラスチックの折り畳み式に変更して繰り返し利用を可能にした。
 燃えるゴミは焼却して熱エネルギーに利用し、焼却後の灰も処理して道路の材料などに使われている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:19| 企業の取り組み 【機関別】