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2013年02月28日

【環境】日立製作所 サービスの品質を維持した大規模クラウドの省電力技術を開発


 日立製作所は、複数のデータセンターを広域ネットワークで結んで運用する大規模クラウドシステムの省電力技術を開発した。これは必要なサーバのみに負荷を集約して省電力化を実現するために、複数のデータセンターに配置されている膨大な台数のサーバの中から、サービス品質を維持するために必要なサーバをネットワークの通信容量も考慮した上で短時間に決定する技術である。通信容量を考慮することで、必要なサーバを決定した後で、通信容量が足りなくなることによるサービス品質の劣化を防ぐことができる。

 今回、4地域のデータセンターを模擬した大規模クラウドシステムを試作し各データセンターに配置された合計1,000台の仮想的なサーバを対象とした検証を行った結果、所要時間6分で20〜30%の省電力化を実現するサーバ負荷の集約パターンを決定できることが実証された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:23| 企業の取り組み 【機関別】