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2012年08月02日

【流通】タニタ、クラウドサーバでリアルタイムに遠隔管理できる睡眠計スリープスキャンを開発

タニタは、眠りの深さや状態を計測し、インターネット上のクラウドサーバでリアルタイムに遠隔管理することができる事業者向けネット対応型の睡眠計スリープスキャン「SL−511」を開発した。2012年8月1日よりモニター出荷を行っており、10月上旬より販売を開始する。

「SL−511」は本体がマット型のセンサーとなっており、測定者が寝具の下に敷いて眠るだけで、自動的に計測を開始する。計測した睡眠データは、Wi−Fi方式による無線通信でインターネット上にあるスリープスキャン専用のクラウドサーバに転送、解析される。さらに、ユーザーは同クラウドサーバにアクセスすることで、解析結果をいつでも確認することができる。

また、測定者自身の閲覧だけでなく、管理者が遠隔で複数の測定者のデータを一元管理するという運用も可能になるため、運輸業界では、管理者がドライバーの睡眠状態を把握し、安全な運行管理に活用できる。介護住宅や医療分野では、入居者・患者の睡眠管理や離床見守りに活用することができる。また、ホテル分野においては、宿泊客の心と身体にやさしいメンタルフィジック音楽や、ストレスを軽減するアロマオイルを活用して安眠を促し、その効果を「SL−511」で見える化することで、主観的にも客観的にも満足できる睡眠環境の提供を目指す。

タニタは運輸事業者、介護・見守りサービス事業者、ホテル事業者などを中心に初年度2000台の販売を計画している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通