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2012年06月12日

【流通】パイプドビッツ、薬剤・医療材料の共同購入プラットフォーム「JoyPla(R)」発表

パイプドビッツは、中小病院向け、薬剤・医療材料共同溝入プラットフォーム「JoyPla(R)(ジョイプラ)」を発表し、2012年7月2日よりサービスを開始する。

62%の病院が赤字経営に陥いる中、病院運営に係る費用の54%を占める人件費については、施設基準、人員配置基準を満たす為に一定数の人員が必要であることと、看護師や医師不足のため人員当たりの給与を下げにくいことから、削減することが難しい状況にある。次いで費用の26%を占める薬品費・材料費の削減を行うことが病院経営改善の鍵となる。しかし地域医療を支える中小病院は、医薬品や医療材料に関しての価格交渉力を発揮できず、経費削減の余地は限られたものとなっている。パイプドビッツは、薬剤・医療材料共同購入プラットフォーム「JoyPla(R)」を通して、参画する中小病院をとりまとめることで、スケールメリットを活かした交渉で納入価格削減を実現し、中小病院のコストダウンに貢献する。

出典:2012年3月28日 一般社団法人全国公私病院連盟「平成23年病院経営実態調査報告の概要」

「JoyPla(R)」の特長は以下の通り

1 コストダウンで経営改善
指定する商品しか購入できない従来の共同購入と異なり、Web上で自由に商品を選択するだけで、薬剤・医療材料のコストダウンを図ることが可能。パイプドビッツが参画病院代理として、スケールメリットを活かした価格交渉をする。価格の変更は即時購入価格へ反映。価格交渉の手間を削減しながら、リアルタイムに安価な薬剤・医療材料を購入することができる。

2 簡単発注
複数の卸企業への発注も、「JoyPla(R)」を利用すれば、1回の操作で対象の卸企業全件へ自動発注が可能。個別発注がなくなる分、毎日の発注業務の手間を削減することができる。

3 リアルタイムに情報収集。大手病院並の情報力を発揮
メーカーの割引情報、価格情報、研修会等の付加サービス情報、新製品情報等、様々な情報を届ける。メーカーからの情報をダイレクトに通達するで、商品を正しい使用方法で利用できる等、情報力を強化することができる上、医療事故防止や技術力強化が期待できる。

4 クラウド×医療のメリットを享受
「JoyPla(R)」は、クラウド型の特長として、初期費用を抑えられることに加えて、メンテナンスは不要、価格をはじめとする商品情報はリアルタイムで反映され、複数担当者による同時発注も可能。クラウドサービスの特性を活かした様々なメリットを享受することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通