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2012年05月24日

【環境】三井造船の船舶用大型低速ディーゼルエンジン 排気ガス再循環システムによりNOx三次規制に対応

三井造船は、船舶用大型低速ディーゼルエンジンにおいて、世界初のビルトイン方式による排気ガス再循環システムにより、NOx三次規制に対応できることを確認した。同システムは、エンジンからの排気ガスの一部をエンジンに再循環させエンジンの燃焼温度を下げることにより、NOx排出量を低減するシステムである。

国際海運の業界では、今後IMO(国際海事機関)による環境規制が順次強化される。船舶から排出されるNOxについても2000年からの一次規制で17g/kWh以下、2011年からの二次規制では14.4 g/kWh以下、そして2016年からの三次規制では特定の海域で一次規制値比80%減となる3.4 g/kWh以下を満たす必要がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】