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2012年05月23日

【環境】JR貨物 「環境・社会報告書2011」を発行

JR貨物は、2010(平成23)年度の事業活動をまとめた「環境・社会報告書2011」を公表した。

2010(平成23)年度のJR貨物の輸送実績は202億トンキロであった。鉄道の輸送量当たりのCO2排出量は、営業用トラックの6分の1であるため、全てを営業用トラックで輸送した場合と比較すると、昨年度は国内で約225万トンキロのCO2排出量を抑制したこととなる。

環境面における取組みとして、「隅田川駅鉄道貨物輸送力増強事業」が挙げられている。同事業では、隅田川駅構内において20両編成列車に対応した着発線、荷役線の整備、コンテナホームの延伸、大型コンテナ取扱対応のためのコンテナホームの拡幅などを2009(平成22)年11月から進めている。2012年度の完成を予定しており、隅田川駅発着のコンテナ貨物輸送力を年間約22万トン増強することが可能となる。またモーダルシフトによる環境負荷改善効果として、CO2排出量は約3.3万トン/年、NOX排出量は約34トン/年の削減が見込まれている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| CSR・環境活動報告【取り組み内容別】