2012年05月23日
【物流】JR貨物 輸送実績（2012年4月）
平成24（2012）年5月16日、日本貨物鉄道（JR貨物）は平成24（2012）年4月分の輸送実績を公表した。
４月は、天候による輸送障害のほか、北海道の江差線で貨物列車の脱線事故が発生し、月全体では高速貨215 本、専貨10 本が運休した。
主力のコンテナ貨物は全体で1,747千トン（対前年比18.7%増）となり、全ての品目が前年を上回った。紙・パルプは、東日本大震災により平成23（2011）年に東北地区の製紙メーカーが被災し生産不能となったことから、平成24（2012）年は増送となった。また自動車部品は、震災以降大幅に減産となった自動車が、販売増を受けて増産体制を続けていることから、本年は大きく増送となった。
車扱は690千トン（同9.1%減）となり、全ての品目が前年を下回った。石油は価格の高騰に伴う需要の減少により、減送となった。セメント・石灰石は、セメントの生産設備の不具合等により減送となった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
