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2012年04月25日

【物流】JR貨物 平成23(2011)年度輸送実績

日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成23(2011)年度の輸送実績(速報)を公表した。

これによると、平成23(2011)年度は、平成23(2011)年3月に発生した東日本大震災や、福島第一原子力発電所の事故、7月の「平成23年7月新潟・福島豪雨」、9月の大型台風上陸による大雨、平成24(2012)年1月から2月にかけての北日本を中心とした記録的な大雪などの自然災害による影響で、年度全体で約4,800本の貨物列車が運休となった。

荷動きについては、東日本大震災による線路の寸断や、東北地方の製造業各社の操業停止およびサプライチェーンの寸断による生産活動の停滞、急激な円高による販売減等の影響を受け、年間を通して前年を大きく下回った。

コンテナ貨物は、農産品・青果物、自動車部品が前年を上回ったが、食料工業品、紙・パルプ等が前年を下回り、全体では19,617千トン(前年比95.8%)となった。車扱貨物は、石油、セメント・石灰石等、全品目が前年を下回り、全体では10,221千トン(前年比97.2%)となり、コンテナ、車扱ともに前年を下回った。


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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者