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2012年03月21日

【流通】富士通と名大など 世界初!過信状態を声の高さと大きさを基に検出する技術を開発

名古屋大学と富士通は共同で、電話の会話を分析することで、通話相手に対する過信状態、すなわち、相手の説明内容に対する考察能力の低下に気付いていない状態を自動検出する技術の開発に世界で初めて成功した。

また、同技術を適用し、電話の会話音声から過信状態の検出と特徴的なキーワードの検出を行うことで、振り込め詐欺誘引通話を検出する基本技術を開発した。今後、携帯電話などを用いたプロトタイプによる実証実験を、警察庁(警察大学校)と名古屋銀行と協力して2012年3月より開始する。

同研究は、2009年11月に発表済みの科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」研究領域(研究総括:東倉 洋一)における研究課題「行動モデルに基づく過信の抑止」(研究代表者:武田 一哉)の一環として行われた。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通