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2012年03月21日

【知識】DODAチャレンジとライフネス テレワークを活用した障がい者雇用サービス開始

インテリジェンスが運営する障がい者転職サービス「DODA(デューダ)チャレンジ」と、テレワーク専門特化企業である、ライフネスは、障がい者雇用を促進したい企業に対する共同サービスを開始する。

民間企業は、「障害者の雇用の促進等に関する法律」で障がい者を全従業員の1.8%以上雇用するよう定められている。多くの企業が自社ノウハウのみでの採用を試みるものの、「ニーズに適した人材が見つからない」「担当してもらう業務が見当たらない」「バリアフリーなどのオフィス改修ができない」「採用しても長続きしない」などの理由により、その基準を満たさない企業が多くある(法定雇用率達成企業の割合は45.3%:2011年厚生労働省調べ)。

また、2010年7月の改正障害者雇用促進法の施行により、対象企業が常用雇用301名以上から201名以上に拡大し、また、短時間労働者(週20時間以上30時間未満)も障がい者雇用義務の基礎となる労働者及び雇用障がい者に追加されたことにより、障がい者雇用を検討する企業は今後も更に増えることが予想される。

その様な企業に対して、ライフネスがテレワーク形態により「障がい者採用市場の拡大」と「担当業務の確保」を実現することで、障がい者を雇用しやすい環境を提案し、DODAチャレンジがその人材を紹介することで、障がい者雇用促進の支援を行う。

ライフネスがテレワーク環境を提供することで、障がい者にとっては通勤やオフィス勤務によるストレスが大幅に軽減され、定着率の向上が見込まれる。また受入れのためのオフィス改修等が不要になる。更に採用後の担当業務確保が難しい場合は、在宅で可能な業務をライフネスから障がい者採用企業に委託提供する事により、障がい者雇用における採用・業務コストを軽減することができる。その上テレワークを活用した場合、求人に対して求職者の少ない都市圏以外からの人材採用が可能になるため、都心部の企業においても採用にかかる期間やコストを短縮することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識