<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年03月19日

【アジア】新日本製鐵 インドネシアにおけるブリキ製造・販売の競争力向上対策を実施

新日本製鐵の連結子会社で、インドネシア唯一の容器用鋼板(ブリキ)の製造・販売会社であるラティヌサ社(PT. Pelat Timah Nusantara 略称:Latinusa)は、更なる競争力向上を目的とした能力増強・品質向上対策を実施した。同社は、今回の対策による更なる競争力向上をもとに、インドネシアの旺盛なブリキ需要を確実に捕捉し、マーケットでのプレゼンスの拡大を実現する。競争力向上対策の概要は以下の通り。

1 生産能力拡大
モーター更新によるラインスピード向上による能力拡大 (対策前13万トン/年 → 現状16万トン/年)

2 品質対応力向上
錫メッキプロセス全不溶性陽極システム化(※1)等によるメッキ付着精度の向上および製造可能品種の拡大(※2)

※1:従前の錫の溶性電極を用いる方式と比較して、板のメッキ量分布の均一化が可能となり、メッキ付着精度が向上した。

※2:新たに厚目付け高耐食性ブリキ(Ex.#100 ブリキ)の製造が可能となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア