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2012年03月19日

【知識】NECとセブン−イレブン・ジャパン コンビニの電力見える化に最適な分電盤を共同開発

NEC(日本電気)とセブン−イレブン・ジャパン(以下:セブン−イレブン)は、コンビニエンスストア等の店舗の”電力見える化”に最適な「インテリジェント分電盤」を共同で開発した。

同分電盤は、業界トップクラスの最大誤差3%以内の高精度で電力量を計測できる「スマートコントローラ」を内蔵し、空調、冷凍室外機、調理器等各種設備の電力量をリアルタイムに計測し、”見える化”する。また店舗内に設置したサーバや各種設備とのデータ通信インタフェースを搭載しており、収集した電力データに基づいて省エネ対策を立案することができる。すでにセブン−イレブンの一部店舗へ試験導入済みであり、今春以降、順次全国の新店へ導入していく。

24時間365日営業のコンビニエンスストアでは、顧客へのサービス品質と省エネの両立が課題となっている。NECとセブン−イレブンはこれまで、店舗の電力使用量の見える化による業務の改善等について共同で実証実験等を行ってきた。同分電盤は、これらの取り組みで得た経験やノウハウを活かして開発された。

今後、NECは、今回開発したインテリジェント分電盤をベースに製品化を行い、コンビニエンスストアだけでなく、一般企業やデータセンター事業者等にも幅広く拡販をしていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識