<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年03月13日

【知識】楽天オークションと不動産競売流通協会が業務提携

楽天オークションは、不動産競売流通協会(以下:FKR)と業務提携した。両者の提携は、楽天オークションが競売物件の安全性を訴求し、楽天ユーザーが安心して競売物件を利用することを目的としている。

FKRは、裁判所から出品される競売不動産に対して一般消費者からの問い合わせ窓口となる地域の不動産業者に、競売不動産に関する研修や関係法令の講義などを行い、宅地建物取引業では網羅していない分野の補完を行なっている法人団体で、積極的に地域の不動産業者や一般消費者に専門知識を提供し、地域活性化に寄与している。

今後は、両者で一般消費者に対して競売不動産の普及活動や不動産競売に関する各種教育システムやセミナーの開催、また資産運用ニーズ、マイホーム需要に応えるサービスの提供を予定している。

楽天オークションは、同提携により同社の不動産ジャンルにユーザーが注目することに期待を寄せている。一般消費者へ市場価格よりも安価な競売物件を安心して購入できる環境を構築し、不動産競売流通市場の健全な発展を目指す。

競売不動産は年間約9万件がインターネット上で掲載されているが、大半の物件は一部の法人(主に不動産業者)に落札され、一般消費者へと販売されているのが現状です。一方で、競売不動産の取り扱いは、宅建業法でなく民事執行法に基づくため競売に精通した業者が少なく落札者が一連の手続きを行うことになり、正確な情報と適格なアドバイスができる競売不動産の専門家が求められている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識