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2012年02月28日

【物流】国交省 「今後の本四高速料金の基本方針」

平成24(2012)年2月17日、国土交通省(国交省)は第7回目となる本四高速の料金等に関する調整会議を開催し、「今後の本四高速料金の基本方針」をまとめた。

本四高速は、その建設費について地方が既に相当の出資を行なっている上に、他の高速道路と比べ交通料金が割高で不公平な料金となっていることから、これまで検討が重ねられ、今回の会合で基本方針の合意に至った。

今後の本四高速の料金については、「今後の高速道路のあり方中間とりまとめ」を踏まえ、NEXCOの料金水準を参考に、全国共通の水準に合わせることが決定。
全国共通料金の導入は、平成26年(2014)年度以降としているNEXCOの料金割引の見直しと併せ、平成26年度より導入することを目指す。料金の見直しに際しては、本四高速を高速自動車国道の全国プール制に組み入れる他、償還期間の延長など、償還スキームの抜本的見直しを行なう。なお、具体的な実施方針については、遅くとも平成24年(2012)度末を目途に取りまとめるよう検討を進める。

新料金体系導入までの2年間は、出資金については、「基本的考え方」を踏まえ、継続するが、その額は減額を行うとともに、支出年度の繰り延べについても可能とする。 料金は、現行の新特別料金及び料金割引を継続することを基本としつつ、全国共通の料金水準を目指す方向性を明確にする観点も踏まえ、普通車以下の土日祝日料金については、陸上部はNEXCO並み、海峡部は他区間と著しく大きな料金差とならないよう配慮しつつ、他の長大橋梁区間も考慮した水準とする。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連