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2012年02月28日

【流通】デンソーコミュニケーションズと日本ユニシス EVドライブ旅行の支援サービスを提供

デンソーコミュニケーションズと日本ユニシスは、共同で電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)によるドライブ旅行の支援サービス「EV観光プラットフォーム」を開発し、その第一弾として、EV・PHV・電動二輪の利用者や充電器設置者などの利便性を高め、県におけるEV・PHV・電動二輪の普及促進および充電器の整備を推進する静岡県へのサービス提供を開始する。

EV・PHVを利用する観光客(以下:EV観光客)は、これまで「充電スタンド情報」と「観光情報」をそれぞれ専門のWebサイトで収集する必要があった。一方、「EV観光プラットフォーム」は、ひとつのWebサイトで「充電スタンド情報」と「観光情報」を同時に提供するサービスとなり、EV観光客は、これまでよりも手軽にこれらの情報を収集することが可能になる。「EV観光プラットフォーム」の特徴は、以下のとおり。

1.充電スタンド情報と観光情報をワンストップで提供
デンソーコミュニケーションズが運営する「びあはーる」と日本ユニシスが運営する「smart oasis」が、システム連携することによって構築される「EV観光プラットフォーム」では、「smart oasis」が有する充電スタンドの位置情報およびリアルタイムの状態情報と「びあはーる」の有するドライブ観光情報をワンストップで閲覧、検索することができる。

2.充電スタンド情報を組み込んでドライブプランを作成
EV観光客は、「EV観光プラットフォーム」のドライブプラン作成機能を用いて、地図上に表示される観光スポットと充電スタンド情報を組み合わせた、オリジナルのドライブプランを作成することができる。作成したドライブプランには、観光スポットから充電スタンドまでの距離、想定される所要時間が表示され、ドライブ途中に立寄り充電可能な充電スタンドを観光プランに組み込むことで、安心してEV観光が可能となる。また、旅行先でスマートフォンを使って、最寄りの観光スポットと充電スタンド情報を確認することも可能。

3.EV観光客向け地域のお得情報、インセンティブ情報を提供
「EV観光プラットフォーム」では、従来の観光情報に加えて、EV観光客向けに地域のお得情報やインセンティブ情報を提供します。排ガスを排出しないEVは、環境保全、エコツーリズムを推進する地域において、新たな観光の移動手段として期待されている。EV観光を推進する地域における、EV観光客向けのお得情報やエコポイントのようなインセンティブ情報は、作成されたドライブプランに自動表示されます。観光地は、EV観光客の誘客や充電時間を有効に利用した、観光の提案することができる。

今後も、デンソーコミュニケーションズと日本ユニシスは共同で、「EV観光プラットフォーム」を、全国の自治体をはじめ、トラベル事業者や交通サービス事業者などに展開し、EV観光者向けのサービス拡充を図り、EVを活用した国内観光需要の創出や観光地づくりの新たなEV観光モデル構築に取り組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通