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2012年02月07日

【環境】商船三井  排ガス粉塵除去装置(DPF)を外航船舶に搭載・試験運用開始

商船三井は、日本海事協会、赤阪鐵工所の協力の下、C重油(※1)を使用する舶用ディーゼル機関の粉塵除去装置(DPF)(※2)の開発に以前から取り組んできた。今回、同社グループ会社が運航する外航船舶の発電用ディーゼル機関に世界初となる自己再生型DPFを搭載し、試験運用を開始した。

自己再生型DPF装置は、セラミック繊維を素材としたフィルターを内蔵し、排気ガスが通過する際に、排出されるPMの80%以上を捕集し、黒煙排出の問題を解消できることに加え、フィルターに捕集されたPMを自動的に燃焼除去する自己再生方式を採用し、メンテナンスフリーを実現している。


※1 C重油
   原油をガソリンや灯油などに分留して最後に残った燃料成分。
   環境負荷が高い燃料。

※2 粉塵除去装置(DPF:Diesel particulate filter)
   ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるPM(粒子状物質)を除去する装置。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】