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2011年12月06日

【環境】住友ゴム工業 「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプタイヤが完成

住友ゴム工業は、2001(平成12)年から石油や石炭などの化石資源への依存度を最小限に抑えることを目指した「石油外天然資源タイヤ」の開発に取組んでおり、その成果として、2005(平成16)年に石油外天然資源比率を70%に高めた「エナセーブES801」を、2007(平成18)年に石油外天然資源比率を97%にまで高めた「エナセーブ97」を発売している。

今回、石油資源に依存していた残り3%の「老化防止剤」、「加硫促進剤」、「カーボンブラック」の原料をバイオ素材に変えることができる技術開発に成功したことで、100%石油外天然資源を使用したプロトタイプタイヤを完成させた。これにより、目標として掲げていた2013(平成24)年の発売に向けて大きな1歩を踏み出したことになり、今後は耐久性などの信頼性の評価と量産化技術の確立を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】