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2011年12月02日

【知識】東北大学と日本IBM 巨大地震・津波のリスク評価などで研究領域で連携・協力

東北大学と日本IBMは、巨大地震・津波のリスク評価・減災技術に関連する研究領域について、両機関の連携・協力を促進し、相互の研究開発能力及び人材等の育成など総合力を発揮することが、我が国の学術及び科学技術の振興、社会の発展に重要な役割を果たすことに鑑み、連携協力に関する協定を締結した。

2011年3月11日の東日本大震災の発生により、巨大地震・津波等に対する防災・減災の在り方や、減災の手法等の研究は、社会が強く求める課題となり、これらの研究を促進させることが必要になった。震災後、東北大学と日本IBMとは、被災地での津波解析シミュレーションや震災アーカイブなどの整備に関して、共同研究などの連携・協力を推進している。仙台市の協力による津波シミュレーション(浸水域予測等)については、既に成果を上げ、仙台市のホームページにて公表している。

今回、これらの取り組みを契機として、日本IBMの持つコンピューター技術等と東北大学が蓄積してきたデータや研究成果を連携することにより、今後の災害科学分野の教育・研究を大きく推進させ、新たな研究成果が生まれ、我々や将来の社会のために大いに貢献するものと考えている。なお、得られた研究成果やデータは逐次公開する。

連携・協力の実施事項は以下の通り

1 巨大地震・津波のリスク評価・減災技術に関する調査・観測・研究・技術開発に関すること
2 巨大地震・津波のリスク評価・減災技術に関する研究のための施策に係る連携協力に関すること
3 巨大地震・津波のリスク評価・減災技術に関する人材の育成に関すること
4 その他必要と認められる事項

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識