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2011年11月29日

【環境】日本郵船 環境データの適正開示で第三者認証を取得

日本郵船は、船舶から排出される温室効果ガスの環境データに関して、第三者認証機関であるロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス・リミテッド(LRQA)から適切な方法に基づいて正確な数値を提出・開示しているとの認証を受けた。

日本郵船は、環境経営の強化を目的として2005(平成17)年3月に環境経営ビジョンを制定し、このビジョンのもとにグループ環境方針及び方針に沿った具体的な環境マネジメントプログラムに基づき各現場で様々な環境活動を実践している。グループ環境方針の一つとして、「社会との対話を密にし、積極的な環境情報開示、環境保全活動への助成・支援に努めることで、広く社会に貢献する」としている。

また、同社は2006(平成18)年から全運航船の環境データを収集し、CCWG(※1)を通して環境データを開示していて、今回の認証の際には、実際に船側で管理、把握しているデータと船側から送られてきているデータに差異がないことについても確認を受けている。

その他に、コンテナ船貨物と国際航空貨物の輸送中に排出するCO2の概算を算出するツールである「NYK GROUP CO2 e-calculator」をカーボン・フットプリント(※2)の普及活動の一環として公開し、輸送活動における環境負荷の「見える化」を進めている。


※1 CCWG(Clean Cargo Working Group)
社会的に責任ある企業行動を考える企業者ネットワーク(BSR)が主催する作業委員会

※2 カーボン・フットプリント
製品のライフサイクル全体を通して排出された温室効果ガスの排出量をCO2換算の重量で表したもの


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】