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2011年11月30日

【環境】豊田自動織機 平成24(2012)年度に燃料電池フォークリフトの実証実験を実施

豊田自動織機は、小型・高効率なフォークリフト用燃料電池システムを搭載したフォークリフトをトヨタ自動車と共同開発し、経済産業省および北九州市が進める「北九州スマートコミュニティ創造事業」に参画する。

現在、開発中の燃料電池フォークリフトの特徴は下記のとおり。

1、工場のエネルギーマネジメントシステム(FEMS※)に対応し、
  フォークリフト非稼働時は工場の電力システムへ給電することができる。

2、わずかな時間で燃料充填を行い、充電や電池交換なしで連続稼働が可能と
  なることから、電動フォークリフトと比較して稼働効率の大幅な向上を
  図ることができる。

平成24(2012)年12月〜平成26(2014)年3月の期間、燃料電池フォークリフトの実証実験を豊田合成北九州工場にて実施し、環境負荷低減効果と、作業性、経済性を検証する。

実証実験内容
設置台数  :2.5t積燃料電池フォークリフト2台
設置供給元:水素ステーション1基
使用燃料  :製鉄工場から副産物として発生する副生水素を利用


※ FEMS(Factory Energy Management System)
受変電設備のエネルギー管理に加えて工場における生産設備のエネルギー使用状況・稼働状況を把握し、エネルギー使用の合理化および工場内設備・機器のトータルライフサイクル管理の最適化を図るためのシステム


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】