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2011年11月24日

【物流】JR貨物 輸送実績(2011年10月) 

平成23(2011)年11月16日、JR貨物は同年10月のJRコンテナ輸送実績を公表した。

これによると、コンテナ貨物の輸送実績は全体で1,812千トン(前年比95.7%)となった。

自動車部品では震災による減産を挽回するためメーカーが増産体制となり大きく増送。また、農産品・青果物は北海道地区の野菜類の出荷が好調に推移した。一方、化学工業品等は円高に伴う輸入品の増加に加え、需要側での在庫調整もあり減送。また、家電・情報機器は昨年は家電エコポイント制度の変更を見据えた販売増があったことにより当年は減送。結果、コンテナ貨物全体の輸送実績は前年を下回る結果となった。

車扱貨物の輸送実績は全体で758千トン(同比101.9%)となった。台風12号により線路が被災し、輸送が中断しているセメント・石灰石が前年を下回ったものの、昨年気温が高めに推移し灯油等の需要が減少していた石油が今年は大きく上回り、全体でも前年を上回る結果となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者