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2011年08月30日

【アジア】富士ゼロックス 中国のリサイクル拠点で廃棄ゼロ達成

富士ゼロックスが展開する中国統合リサイクルシステムの拠点・富士ゼロックスエコマニュファクチャリング(蘇州)(中国名:富士施科制造(州))は、使用済み商品・消耗品などの再資源化率が2010年度に99.8%(※1)とし、「廃棄ゼロ」を達成(※1)した。

富士ゼロックスエコマニュファクチャリング(蘇州)は、2008年1月から稼働、中国における販売会社、富士ゼロックスチャイナが中国全土(除く 香港、マカオ、台湾 ※2)から回収した複合機・複写機などの使用済み商品やカートリッジを、鉄系、アルミ系、レンズ、ガラス、銅系など70のカテゴリーに徹底的に分解、分別し、再資源化している。稼働から2011年3月までの間に約1,500トンの再生資源量を創出した。また、部品リユースの取り組みも積極的に行っており、2009年12月中国工業情報化部により「機電製品再製造モデル企業」35社中の1社として認定されている。

富士ゼロックスは1995年に業界で初めて再利用部品を導入した商品を日本市場に導入し、資源循環システムを本格稼動、2000年8月に日本で初めて、回収した使用済商品の「廃棄ゼロ」を実現した。また、2004年12月に同社の販売/サービス地域である9ヶ国のアジア・パシフィック地域の統合リサイクルシステムの拠点として、タイに日本と同じ品質のシステムを本格稼働し、2009年度に「廃棄ゼロ」を達成している。

富士ゼロックスは、生産者の責任として「廃棄ゼロ」「汚染ゼロ」「不法投棄ゼロ」を目指す富士ゼロックスの3R(Reduce, Reuse, Recycle)の取り組みを継続し、今後も事業と環境との両立を実現する先進的なモデルである資源循環システムの活動をさらに強化推進していきます。

※1 富士ゼロックス「廃棄ゼロ」の定義:再資源化率99.5%以上の達成

※2 香港・マカオは、アジア太平洋地域のリサイクルシステムに統合
   台湾は使用済み電気・電子機器の越境移動規制のため、域内に独自のリサイクルシステムを構築し稼働している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア