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2011年07月27日

【知識】三菱UFJニコスとジェイアール東日本メカトロニクスがクラウド型決済システムを共同開発

三菱UFJニコスとJR東日本グループのジェイアール東日本メカトロニクスは、クレジットカード及び銀聯カード、Suica電子マネーに対応可能な新決済システム「クラウド型マルチペイメントプロセッシングシステム(仮称)」の共同開発で合意、平成24(2012)年3月からの稼動を目指す。

同システムは、専用のコンピューターサーバに集約した各決済(クレジットカード及び銀聯カード、Suica電子マネー)などの機能を、加盟店に設置の「決済端末」や「POS」からインターネット経由で利用(決済)できる。なお、サーバ側に決済アプリケーションを集約した、クレジットカード、銀聯カード、Suica電子マネー対応の "クラウド型決済システム"の開発は日本で初めて。2011年3月からの稼動に向け、両社で詳細設計や運用方法の策定に注力する。

同システムの特長は、1)各種規格の電子マネーや販促サービス(ポイントプログラム、電子クーポン等)などのアプリケーションを追加できる拡張性、2)決済アプリケーションをサーバ側に集約することで、決済端末や非接触リーダーライタの低価格化、高セキュリティ化、クレジットカードの高速処理化を実現した。

なお、三菱UFJニコスでは「クレジットカード」「銀聯カード」、JR東日本グループでは「Suica電子マネー」の利用拡大を進めており、この取り組みは加盟店の利便性向上に寄与するものと大いに期待している。また、他のクレジットカード会社や電子マネー事業者にも広く採用を呼びかけ、同システムにて多様化する加盟店ニーズに対応し、キャッシュレス決済の進化を牽引していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識