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2011年07月27日

【環境】ダイキン工業 中国でフッ素ゴムの生産設備を新設

ダイキン工業は、中国のフッ素化学製品の製造・販売子会社である「大金フッ素化学(中国)」の常熟工場に、フッ素ゴム『ダイエル』の生産設備を新設することを決定した。

フッ素ゴム『ダイエル』は、長期間、圧力をかけても変形しにくい素材で、耐熱性や耐油性に優れている。また、自動車のエンジンルーム、燃料系統、オイルシールなどの部品として使用すると、燃料・オイル漏れを防ぎ、長期にわたって環境負荷を低減していく。

世界では、自動車の燃費向上、排出ガスのクリーン化などといった環境規制強化が進んでおり、近年、環境負荷を低減するフッ素ゴムにシフトされている。

同社は、2013年1月からフッ素ゴムの量産開始を計画しており、設備投資額は約30億円を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】