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2011年06月29日

【物流】平成22年度 航空輸送統計速報

平成23(2011)年6月27日、国土交通省が平成22年度の航空輸送統計速報を公表した。

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国内定期航空輸送の貨物重量を路線別で見ると、上位30路線の内、羽田−新千歳線を含む12路線で前年度実績を上回った。中でも、前年度と比較して最も上昇したのが羽田−北九州線で、11,032,407キロ(同73.4%増)と大幅に伸張し、順位も前年度30位から16位へランクアップした。逆に、前年度と比較して最も下降したのが中部−新千歳線で、6,672,773キロ(同35.2%減)と大幅に減少し、順位も前年度18位から27位へランクダウンした。

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国際航空輸送の貨物重量合計に対する方面別国際貨物※2輸送実績(s)と全重量に対する占有率(%)を見ると、中国244,360,464kg(19.5%)、韓国64,968,250kg(5.2%)、その他アジア486,413,697kg(38.8%)のアジアエリア3つの合計で全体の6割弱を占める結果となった。この他、米大陸286,867,375s(22.9%)、欧州145,074,209s(11.6%)、太平洋20,419,526s(1.6%)、オセアニア6,120,264s(0.5%)となった。


※1 幹線とは新千歳、東京(羽田)、成田、大阪(伊丹)、関西、福岡、那覇の
   各空港を相互に結ぶ路線。ローカル線とはそれ以外の各路線。

※2 方面別国際貨物備考

   中国:中国路線。
   韓国:韓国路線。
   その他アジア:中国、韓国以外の路線。台湾はその他アジアに含む。
   米大陸:西海岸、東海岸、内陸部、アラスカ、カナダ、ブラジル等の路線。
   太平洋:ハワイ、グアム島の路線。
   欧州:英国、ドイツ、ロシア等の路線。
   オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド等の路線。
   国内、国際とも貨物には超過手荷物及び郵便物は含まない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流