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2011年06月29日

【環境】アイシンなど5社 アプリケーションの開発で車車間通信だけでCO2を削減

アイシン精機、慶應義塾大学 SFC研究所、アイ・トランスポート・ラボ、NECソフト、日本自動車研究所は、総務省から「ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業−700MHz帯を利用する近距離移動体通信による環境負荷低減の実証」を受託し、700MHz帯近距離移動体通信を用いた環境負荷低減に貢献する情報通信基盤技術の開発を行い、北海道豊頃町及び茨城県つくば市にて検証実験を行った。

同事業で、車車間通信のみでCO2削減を実現するアプリケーションとして「センターレスプローブ情報システム(※1)」を開発し、シミュレーション(※2)においてシステム搭載車で約12%のCO2削減効果を得た。

※1 センターレスプローブ情報システム
車車間通信により周辺車両と交換した車両位置や走行速度、ワイパー動作の有無、燃費等の情報から交通情報やエコ運転支援情報を作成しドライバーに提供することで、渋滞回避や最適なドライブ計画を促し、CO2削減を実現するシステムで、携帯電話などの通信インフラやセンター設備を必要としない

※2 東京都区部を対象とし、システム普及率10%の条件とした場合

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】