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2011年06月03日

【物流】道路貨物運送業における下請法違反の実態

公正取引委員会は平成23(2011)年5月18日、2010年度の下請法等の運用状況を公表した。

これによると、親事業者と下請事業者の企業間取引における不公正な取引の内、実態規定違反(下請代金の支払遅延、減額、買いたたき等)が1,955件となっており、前年度と比べて420件増加した。

実態規定違反を業種別に見ると、道路貨物運送業が159件と最も多い。次いで機械器具卸売業の132件、生産用機械器具製造業の117件となっている。

実態規定違反の類型では、下請代金の支払遅延が1,281件と最も多く、中でも道路貨物運送業の下請代金の支払遅延が121件と最も多かった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連