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2011年05月19日

【流通】タニタ 簡易熱中症指数計を発売

タニタは、熱中症予防の必需品となる簡易熱中症指数計3機種を2011年6月中旬より順次発売する。発売するのはデジタル表示で見やすい「TT544」、据え置き、壁掛けのどちらにも対応できるアナログ式で小型の「TT545」、壁掛けで使用できるアナログ式で大型の「TT546」の3機種。いずれもWBGT(℃)(※)を基準とした危険段階が一目で分かる。昼間室内にいることが多い高齢者をメーンターゲットにしている。

記録的な猛暑となった2010年は、熱中症で救急搬送される人が5万3843人と前年の4.15倍に上った。気象庁は2011年夏も平年より気温が高くなると予想しており、また節電対策の影響もあることから、熱中症を発症する可能性が高いと考えられる。国立環境研究所がまとめた「熱中症環境保健マニュアル2009」によると、熱中症を発症する場所は自宅が多く、65歳以上の高齢者になると約5割が自宅で発症している。自宅での熱中症予防は各部屋の温湿度管理が重要となるが、簡易熱中症指数計を使うことで、より簡単に熱中症発症の危険度を把握することができる。

※ WBGT(℃)
暑さ寒さに関係する環境因子(気温、湿度、輻射熱、気流)のうち、気温、湿度、輻射熱の3因子を取り入れた温度基準。

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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通