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2011年05月09日

【知識】三菱総研・博報堂 持続可能な街づくりを実現する「プラチナシティ」開発モデルを発表

三菱総合研究所(以下:三菱総研)と博報堂は、環境・健康・コミュニティといった行政課題を解決するまちづくりを行う「プラチナシティ」開発モデルをまとめた。2011年5月25日に行なわれる「2011年度第1回プラチナ社会研究会」において紹介すると同時に「プラチナシティ・プロジェクト」の新規参加企業を募集する。

プラチナシティとは、21世紀の行政課題である「環境課題」「高齢化課題」、孤独死・無縁高齢者などの「コミュニティ課題」を世界に先駆けて解決しながら、いつまでも住民が生き生きと暮らし続けることができる「持続可能なまち」を意味する。複雑な課題を総合的に解決するために、各施策が連携し合い多面的に循環する仕組みを導入することで、行政コストの抑制と住民の生活環境の向上を両立させ、自治体経営としても持続可能なまちを実現する。

三菱総研と博報堂は、三菱総研が2010年4月に発足した「プラチナ社会研究会」にて、「郊外型プラチナシティ計画策定プロジェクト」を協働で発起し、半年間以上に渡り、35の企業・自治体・組織と共に、環境課題、高齢化課題、コミュニティ課題について、包括的に都市を開発することで解決する手法として「プラチナシティ」開発モデルを検討してきた。

その結果、2011年3月中旬に「プラチナシティ」の実現に向けての具体的な計画手法の開発が終了し、2011年5月25日の「2011年度第1回プラチナ社会研究会」の特別テーマ講演として発表することになった。それを機に、新規参加企業も募集し、日本の新しいまちづくりを積極的に提案する企業の参加を促す。また、同研究会には、北欧や中国などで環境都市の設計コンサルティングを手がけているスウェーデンのSWECO社の幹部を招き、実際に展開されている環境都市についても紹介する予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識