<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年05月09日

【アジア】川崎重工業 韓国へ蒸気タービン発電設備を出荷

川崎重工業は、釜山鼎冠エナジー社向けに、発電容量20MWの蒸気タービン発電設備を、神戸工場より出荷した。今回出荷した蒸気タービン発電設備は、同社が2006年9月に韓国の現代建設から受注したもので、現代建設が建設工事を請け負う釜山市内の発電所に設置される。この発電所は、釜山鼎冠エナジー社が釜山市に建設中のニュータウンに熱および電力を供給する設備で、電力と併せて蒸気を利用した韓国独特の暖房設備であるオンドル用に蒸気を供給しする。

昨今の世界的な原油高および環境・エネルギー問題に対する意識の高まりを背景に、韓国政府は、省エネルギー、温室効果ガスおよび大気汚染物質の低減を目的として、都市部を中心に天然ガスを利用した地域熱電併給事業を長期計画で推進している。

川崎重工業は、1956年から産業用蒸気タービンの製作を開始した。今回の出荷により、当社の韓国向け発電用蒸気タービンの納入実績は計37基となり、全世界では340基以上となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア