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2011年04月22日

【流通】ノバレーゼなど 未活用の「摘果ミカン」で「ミカン100%のお酢」完成

ウエディングプロデュース・レストランを運営するノバレーゼは、2009年から静岡県の農業者有志13人が所属する農事組合法人・おもすと農商工連携プロジェクトを進めている。今回、おもすと地元のソースメーカー・鳥居食品とノバレーゼの3者共同で、ミカン栽培の過程で出る、これまで活用されていなかった"摘果ミカン"を有効利用した"100%ミカンのお酢"の新商品開発した。

ノバレーゼは、ミカンの摘果・搾汁作業から商品の企画開発、加工業者との協力体制の構築、商品パッケージなどのブランディングまで、商品づくりをゼロから支援する。商品名はミカンの産地である重須地方で作られた"想いを込めたお酢"から「想酢(おもす)」とし、950本を作り一瓶500円(税込・200ml)で、2011年4月23日から静岡県のミカン直売所など5カ所で販売する。また、ノバレーゼが運営する東京・銀座のロール寿司をメインとしたレストラン「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR」でも調味料として使用される。

ノバレーゼでは、静岡県のほか新潟県や青森県でも同様の取り組みを進めており、今後は社員が収穫した農作物を使用した商品開発を予定しています。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通