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2011年04月22日

【知識】協和メデックスと東洋紡績 全自動遺伝子解析装置の共同事業契約を締結

協和メデックスと東洋紡績は、全自動遺伝子解析装置『GENECUBE(R)』(ジーンキューブ(R))の共同事業契約を締結した。これにより両社が『GENECUBE(R)』および専用試薬を販売する。『GENECUBE(R)』は簡便性と迅速性が特徴とする全自動遺伝子解析装置。

遺伝子検査(※)は、ごく少量の生体試料から病原因子を特定することが可能で、感染症検査分野においては非常に有用な検査と期待されてきた。しかし、従来の検査では、操作が煩雑な上、結果を得るまでに長時間を要するなど、検査の有用性にもかかわらず、広くは普及していない。『GENECUBE(R)』により、それらの問題点を改善した遺伝子検査を可能とし、両社が共同で販売と専用試薬の開発を行うことで遺伝子検査の普及を図る。

※ 遺伝子検査
血液や組織などの生体試料に含まれる遺伝子を抽出し、得られた遺伝子を酵素反応で増幅することによって、病原因子を特定する検査

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識