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2011年04月04日

【物流】大手トラック各社 集配業務再開に向けた動き

小口貨物や宅配貨物などを取り扱う大手トラック各社が、東北地方太平洋沖地震で被災した地域での集配業務再開に向けた動きを加速させている。
佐川急便では、輸配送網が復旧したことから、2011年3月24日より岩手、宮城、福島の3県で集配業務を本格的に開始しており、ヤマト運輸でも3月25日から同じく3県で集配業務を再開している。

これまで、品質保持の観点から、東北地方(青森県、秋田県、山形県、岩手県、宮城県、福島県)を対象としたクール便の取り扱いを見合わせていたが、佐川急便では、2011年3月28日から「飛脚クール便」の集配業務を再開。ヤマト運輸でも3月24日から順次、青森県、秋田県、山形県、福島県で「クール宅急便」の取り扱いを再開している。(ともに一部集配不能エリアは除く)

この他、企業間の小口貨物が主力となる福山通運、西濃運輸も対応地域の拡大を急いでいる。福山通運では、2011年3月17日から青森、秋田、岩手及び山形の各県、3月22日からは宮城及び福島県下について、それぞれ一部エリアを除いて集配サービスを再開。また、茨城県下においては、3月22日から全地域において集配サービスを再開している。

西濃運輸では、2011年4月1日午前8時現在で北海道宛、一部の東北宛JITBOXチャーター便の営業を再開するなどしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者