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2011年02月07日

【物流】トラック業界景況感(2010年10〜12月期)

全ト協は2010年10〜12月期におけるトラック運送業界の景況感(速報)を発表した。

前回の調査では10〜12月期の指標悪化を見込んでいたが、実績は▲35となり、前回(▲45)から10ポイント改善した。貨物別にみると、宅配貨物、宅配以外の特積み貨物、一般貨物とも、前回からやや改善している。地域別では、中部、四国、近畿、中国は相対的に水準が良く、前回からの改善もみられた。一方で、多くの地域が改善をみる中、北海道と北陸信越は前回よりも水準を下げ、とくに北海道は厳しい結果となった。

2011年1〜3月期の見通しは再び弱含みで推移し、判断指標は▲51と16ポイントの悪化が見込まれている。宅配貨物は、輸送数量、営業収入は足踏みするが、営業利益はやや改善する見込みで、宅配以外の特積貨物と一般貨物は、輸送数量、営業収入、営業利益とも水準を下げる見込み。地域別では、北海道は引き続き最も低い水準が見込まれている。また、すべての地域で指標の悪化が予想されており、特に中国は下げ幅が大きい見込みとなっている。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連