【知識】「レジェンダ」など Ｗｅｂで求職者参加型採用代行サービスを開始
人事総合ソリューション企業のレジェンダ・コーポレーション（以下：レジェンダ）と総合人材サービスのテンプグループのテンプスタッフ・テクノロジーは２０１１年より求職者参加型Ｗｅｂセミナー「Ｗｅｂセミナールーム」（※１）を活用した新たな採用代行サービスを開始致した。インタラクティブなＷｅｂセミナーを軸に、募集から採用まで効果的な人材採用を実現する。
企業のＩＴ投資や人材採用の抑制を受け、ＩＴ人材は２００９年度以降、余剰傾向が続いている。一方、企業のＩＴ人材に関する課題として５９．６％が「ハイレベル人材の育成」を、４６．５％が「採用における質の高い人材の確保」を挙げるなど（※２）、マネジメント層や経験値の高い人材への需要は高まっている。しかし、ＩＴ企業におけるＩＴ人材の約４割はエントリーレベルで、マネジメント層は全体の１／４程度にとどまっている（※３）。動きの早いＩＴ業界では、エントリー層から未経験業務へのチャレンジや、マネジメント・高度経験者層へのステップアップなど、人材育成に積極的に取り組みにくい傾向があるため、人材不足が顕著となり、企業では求人募集をかけても欲しい層の人材が集まらず、採用効率が低下するケースが増えていた。
両社は、新サービスの立ち上げ経験者やマーケティング担当者など、通常の採用活動では採用が難しい人材層と接触し、効果的な採用活動を行うため、レジェンダが提供する相互コミュニケーションが可能なＷｅｂセミナー「Ｗｅｂセミナールーム」を軸に、新たな採用代行サービスの販売を開始した。募集・集客・アプローチ・企業説明・一次選考・結果通知・紹介（派遣・紹介予定派遣・人材紹介）など採用プロセス全体をテンプスタッフ・テクノロジーが行い、軸となるＷｅｂセミナーの実施・当日サポートをレジェンダが行う。
Ｗｅｂセミナーでは参加者が主催者に質問をするなどライブならではの相互コミュニケーションができる。また、セミナー内容に動きが早いＩＴ業界でのトレンド情報などを盛り込むことで、転職には積極的でないものの業界の最新情報に興味がある層の参加が見込め、通常の転職市場と異なる層へアプローチが可能。
求職者にとっても、１）業界トレンド情報を知る機会ができる、２）Ｗｅｂセミナー上で担当者と直接コミュニケーションが可能、３）全国から交通費など費用負担なく参加できるメリットがある。
※１ サービスは、シスコシステムズが提供するオンライントレーニングソリューション「Ｃｉｓｃｏ ＷｅｂＥｘ Ｔｒａｉｎｉｎｇ Ｃｅｎｔｅｒ（シスコウェブエックストレーニングセンター）」を採用している
※２・３ 情報処理推進機構「ＩＴ人材白書２０１０」より
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:35| 知識
