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2011年02月04日

【流通】世界初!銅・アルミ・マンガンの形状記憶合金を使用した商品 「巻き爪用クリップ」

総合フットケアブランドの『ドクター・ショール』は、一定の復元力を保つ新素材の形状記憶合金を使用した「巻き爪用クリップ」を2011年3月1日より発売する。「巻き爪用クリップ」は、古河電気工業の子会社である特殊金属メーカー・古河テクノマテリアルが、東北大学大学院工学科の指導を得て製造した。

「巻き爪用クリップ」は、東北大学が開発した銅・アルミ・マンガンから成る、一定の復元力を保つ新素材、形状記憶合金を使用している。銅・アルミ・マンガン合金の実用化は世界初で、その優れた超弾性効果により、クリップは湾曲状態から水平に復元しようとする力が一定に保たれるため、爪先に留めるだけで、外科的処置は一切なく「巻き爪」の症状を緩和することができる。

仙台赤十字病院皮膚科部長の田畑伸子氏等により、臨床の現場でも同器具を使用した治療効果を検証した結果、自覚症状改善81.3%という結果を得ており、従来のワイヤ法と同程度の効果を有すると考えられると報告されている。

「巻き爪」を経験したことがある人は19%で、そのうち20〜30代の女性では特に多く、約26%もの方が経験している(エスエスエル ヘルスケア ジャパン調べ)。

この「巻き爪用クリップ」が治療方法として採用されることにより、(1)治療の簡略化、(2)治療時間の短縮、及び(3)治療による痛みの緩和が期待でき、巻き爪の画期的な改善方法として期待されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通