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2010年11月11日

【物流】JR貨物 平成22年度中間決算概況

JR貨物は平成22年度中間決算概況を公表した。

これによると、平成22年4月〜9月期の単独決算において、売上高が754億5,700万円(前年同期比3.6%増)、営業利益が19億1,500万円(32億3,700万円の改善)、経常利益が2億5,900万円(31億3,400万円の改善)と前年同期で赤字から黒字へと転換した。

鉄道事業において、主力のコンテナ輸送では天候不順により農産品・青果物が大幅に減送となったものの、エコカー補助金などの政策効果もあり自動車部品、化学工業品、家電・情報機器等が大きく増送となった。車扱輸送では、セメント・石灰石が減送となったものの、夏場の猛暑等により石油が増送となった。その結果、輸送量合計で52 万トン増の1,501万トン(同比3.7%増)となり、事業の増収に貢献した。

下半期においては、安全・安定輸送の確保を前提として利用運送事業者との連携強化、弾力的な臨時列車の設定等、効率化の徹底、働き度の向上を図るとともに、各般にわたる経費節減に努め一層の収支改善に取組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者