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2010年09月07日

【知識】大塚商会とサイオス 電子文書管理ソリューションを提供

大塚商会とサイオステクノロジー(以下:サイオス)は、電子文書管理の利便性、効率性が向上するソリューションの提供を開始した。同ソリューションでは、コピーやプリンターなどの機能を持つ複合機(MFP)のスキャナー機能を利用し、簡単に紙文書の電子化ができ、効率的な電子文書管理を実現する。サイオスが開発した「Quickスキャン V2」ソフトを複合機に搭載し、大塚商会が導入支援、保守サービスを行う。なお、同ソリューションはリコー製複合機に対応する。

プリンター、スキャナー機能などをもつ複合機は、いまやネットワークシステムの一部として導入されている。そこで複合機のメリットを活かし、多くのユーザーが導入前に文書管理との連携を検討している。しかし、スキャナー作業の煩雑さや、データ容量の増大などのため、実際に活用までいたらないケースも見受けられる。

「Quickスキャン V2」は、複合機のスキャナー機能で紙文書をPDFや画像(TIFF形式やJPEG形式)などの電子文書へ簡単に変換する。電子文書はテキスト付きファイル形式でデータ保存することにより、文書内の語句での検索(全文検索)が可能で、文書管理システムとの連携も容易で、高圧縮ドキュメントへの変換機能により、非圧縮時と比較すると、約1/3のファイルサイズとなり、データの保存領域を有効利用する事が出来る。さらにオプションとして、読み取った文書を編集可能なファイル(Word, Excel, PowerPoint)へ変換する機能も用意されている。電子化された文書をデータとして「保存」「管理」「再利用」することができるため、大幅な業務効率向上が図ることができる。

大塚商会は、企業における電子化の目的と現状業務を把握し、その環境や業務・運用方法に合わせたシステムの導入や運用について指導を行う。これらにより、個々の企業の業務形態に即した運用が可能となり、オフィスのデジタル化推進と業務効率の向上が支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識