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2010年08月30日

【環境】三菱重工業 船舶用エンジンの排ガスで発電するハイブリッド過給機開発

三菱重工業は、船舶用ディーゼルエンジンの過給機に発電機を内蔵したハイブリッド過給機「MET83MAG」を開発した。

「MET83MAG」は、エンジンの排ガスを過給機コンプレッサの駆動だけでなく発電に活かすことで、航海中に必要な全ての電力を供給できるため燃料消費量とCO2排出量の削減が可能となる。また、発電機の最大発電出力は754kW(毎分9,500回転時)で、発電機を電動機として作動させて過給機を加勢して、補助ブロワの代用とできるメリットがある。

同社は今後、2011年に就航する大型ばら積み運搬船に搭載して、世界で初となる実証試験を行う予定である。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】