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2010年08月27日

【環境】近畿運輸局 大型CNG車を使用した近距離輸送実証実験結果を公表

近畿運輸局は、2009年12月28日〜2010年1月28日の1ヶ月間で実施した、大型天然ガス(CNG)トラックによる貨物輸送の実証実験結果を発表した。

この実験は、大型天然ガス(CNG)トラックでパナソニック尼崎工場から近郊倉庫等へ商品を輸送する際に、大型ディーゼル車を追従走行させ、CO2やNOxの排出量を比較するというもの。また燃料についても「一般の天然ガス」だけでなく、「こうべバイオガス」と呼ばれる神戸市の下水処理場から発生した消化ガスを精製したものを使用し、環境性能等の比較及び効果についても検証した。

実証実験結果は以下の通りである。

ka-100827-2

※1:「こうべバイオガス」はバイオ燃料であるため、カーボンニュートラル(※2)と見なされ、CO2排出量が100%となる。実際の排出量は−15%であった。

※2:バイオガスを燃焼すると化石燃料と同様のCO2を排出するが、バイオ燃料の起源である植物は成長過程の中でCO2を吸収しているため、プラスマイナスゼロと考えられ環境破壊には繋がらない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】