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2010年08月12日

【流通】ICカードを介して擬似的なネットワーク環境を構築する入退室管理システム販売

--- 配線不要 従来の半分のコストで本格的な入退室管理が可能 ---

高千穂交易は、ICカードによるデータ授受を介して複数の電子錠を擬似的にネットワーク化することで、配線の敷設を不要とした、国内初の入退室管理システム「SALTO(サルト)」を販売した。

「SALTO(サルト)」は、スペインのサルトシステムズ社が開発した認証装置一体型のバッテリー駆動型電子錠(単4電池使用)を活用した入退室管理システムで、ICカードにアクセス履歴が記録され、その情報を持ち運ぶSALTO独自の“Data−on−Card”方式の採用により、配線をしていないスタンドアロンの電子錠(オフラインのドア)へのアクセス履歴も、ICカードを介してオンラインのリーダーから自動的にパソコンへ取り込み、履歴を管理できる仕組みとなっている。例えば、建物の出入り口にオンラインのリーダーを設置すれば、建物内の事務室や書庫等にはスタンドアロンの電子錠を設置するだけで、あたかも実際のネットワーク環境下にあるシステムのように、建物全体のアクセス履歴を一元的に管理することができる。こうした技術により、入退室管理システムの導入にかかる大掛かりな配線作業が不要となるため、導入コストを従来の約半分に抑えることができる。

さらに、「SALTO」は、用途や規模に合わせて運用モードを選択でき、最小1ドアから導入可能なセルフプログラミングモードをはじめ、手持ちのIC カードで運用できるROM(リードオンリー)モード、オンラインの入退室管理システムと同等の機能性を備えたSVN モードなど、最大64,000 ドアまでカバーできる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通