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2010年08月12日

【知識】JCBとオリックス、電力小売事業で提携

JCBおよびオリックスは、企業向け電力の販売について業務提携した。

両社の提携は、オリックスがJCBより取引先企業の紹介を受け、当該企業へ割安な電力を販売するもので、JCBは契約した企業へ企業間決済サービス(※)を用いた電気料金の決済を行う。

オリックスは、2007年より電力仲介・卸売事業、2009年より電力小売事業へ参画し、東京電力管内および関西電力管内で中堅・中小企業向けに割安な電力を供給している。2010年3月の月間販売量は36,382MWh(メガワットアワー)に達し、順調に契約件数を伸ばしている。

一方、JCBは個人向けカードのみならず、大企業から中堅・中小企業まで強固な顧客基盤をもとに、クレジットカードの仕組みを活用した多様な決済ソリューションを展開しており、2002年に関西電力との提携により業界初の公共料金クレジットカード決済サービスを開始して以降、電力会社をはじめとする全国の公共サービス事業者との提携を拡大している。

両社は首都圏でサービスを開始し、順次提携エリアの拡大を検討する。


※企業間決済サービス
クレジットカードの仕組みを活用して企業間決済における売掛金の請求、回収を売り手企業に代わって行うサービス
売り手企業には、請求・回収・督促業務の削減、売掛金管理の簡素化や未収リスク軽減等のメリットを、買い手企業には、支払業務の効率化に加え、支払先をJCBへ一本化することによる支払明細の一元管理等のメリットを提供する

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識