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2010年06月29日

【流通】照明の色・温度や映像・音で会議に適した室内環境を提供する「意識空間」を開発・導入

--- 三井住友建設 知的な会議をサポートする「意識空間」を開発・導入 ---

三井住友建設は、武野純一教授(明治大学理工学部)と共同で、会議室での知的生産性向上を図るための諸施策を施した「意識空間」を開発し、同社首都圏オフィス会議室に実験空間として導入した。開発した技術は、会議のシーンに応じた照明の色温度を制御する「ライティングシーン制御システム」、無窓空間でも窓の開放感の効果が期待できる「映像絵画システム」、そして会議に集中しやすくするための「サウンドアシストシステム」。さらに、会議室での状況(出席者たちの感情変化)を判別するための「感情認識技術」も導入している。これら技術の組み合わせにより、室内環境を動的に変化させることで、会議が活性化し、より良い会議が可能になる。

今後は、この「意識空間」を実際の会議に利用し効果の検証を行います。将来的には、武野教授が提唱している人の脳の機能に類似した人工知能システム「意識システム」で統合させ、自動的に室内環境を変化・付与できるオフィス空間の構築を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通