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2010年05月28日

【流通】生ごみなどからエネルギーを生み出す「都心型バイオガスシステム」を開発

--- 竹中工務店 「都心型バイオガスシステム」を実用化 ---

竹中工務店は、神鋼環境ソリューション、テラルと共同で、百貨店やホテル、レストランなどの複合ビル内で発生した生ごみ(食品廃棄物)や厨房排水からバイオガスを作り出しエネルギー源として再利用する「都心型バイオガスシステム」を開発し、近畿日本鉄道が2014年の開業を目指して建設中の「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」に提供する。

建物にシステムを組み込んだ都心型バイオガスシステムは、都心部の高層建物や再開発エリア内で、食品廃棄物、厨房排水、雑排水からエネルギーを得ることができるようにしたのが特長で、臭気対策をはじめ、防災、地震対策を図ることで、都心部の高層建物でバイオガスシステムを稼働させることができるようになった。

竹中工務店では今後、都心部の複合建築や再開発物件をはじめ、高層建物以外でも生ごみや排水処理を必要とするショッピングセンター、食品工場などに向けて本システムを提案していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通